【南城】南城市の瑞慶覧長敏市長(62)は17日、市議会6月定例会の一般質問で、来年2月に任期満了を迎える南城市長選に、再選を目指して出馬すると表明した。親川孝雄議員(碧風会)の質問に答えた。瑞慶覧氏は「県内で一番住み心地の良いまち、訪問したいまちを目指して力を尽くしたい」と決意を語った。
瑞慶覧氏は南部東道路の暫定供用開始や、公約の「南城市こどものまち宣言」を実現できたと実績を強調し「(任期中に)生産年齢人口が増加して、若者の流出に歯止めがかかった」との認識を示した。2期目について「循環型農業や企業誘致などを進めたい」と力を込めた。市長選には前市長の古謝景春氏(66)も出馬を表明している。
瑞慶覧 長敏氏(ずけらん・ちょうびん)1958年10月24日生まれ。市大里仲間銭又区出身。琉球大卒。2009年の衆院選で沖縄4区に民主党公認で出馬し初当選。1期務めた。18年市長選に初当選。