今帰仁村議に5度目の辞職勧告 村議会「公人としての責任を」 本人から回答なし


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 今帰仁村議会(座間味薫議長)は18日の6月定例会最終本会議で、女性への性的暴行の疑いで書類送検され、不起訴処分となった男性村議に対する議員辞職勧告決議案を全会一致で可決した。3人が退席した。定数は11人。決議は5度目で、同決議に法的拘束力はない。
 男性村議から辞職の意向について回答はなかった。決議文は「自ら起こした恥ずべき行為の社会的、道義的責任を真摯(しんし)に受け止め、公人として自らの責任を痛感し、速やかに辞職すること」を求めた。