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5月29日夜に浦添市の米軍キャンプ・キンザー内の倉庫で火災が発生した件について、倉庫内には災害救援用の機材と車両が保管されていたことが分かった。6月16日の浦添市議会西部開発・米軍基地関係特別委員会で市担当者が明らかにした。市によると、11日に沖縄防衛局を通じて米側から連絡があった。火災原因は現在も調査中。
米側は市に対して、消火作業は水を使用し、化学物質や有害物質の漏出はないと報告した。市は火災を受け、基地司令官に対して、火災原因の早期解明と市民への公表、現場確認のための立ち入り調査を申し入れている。宮城剛西部開発局長は「基地と隣り合わせの生活を余儀なくされている市民に大きな不安を与えるものであり、いまだ詳細な原因が確認されていないことから引き続き防衛局や県などと連携を図りながら対応したい」と述べた。