模合でクラスターも…沖縄県内コロナで4人死亡、62人感染(6月25日朝)


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 沖縄県は24日、新たに10歳未満から90代以上の62人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。21日連続で前の週の同じ曜日を下回った。70~80代の男女4人が死亡したことも明らかにした。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は38・94人で5月12日以来40人を切ったが、全国1位は変わらなかった。クラスター(感染者集団)が4件あったことも報告した。

 クラスター4件のうち、石垣市は模合で8人の感染が判明。14人が参加した会食だった。浦添市内の保育施設では職員12人、園児4人が感染した。職員同士で机を囲み、昼食を取っていたという。豊見城市の医療機関で職員2人、患者3人の感染が分かった。5人は同じ病室を使っていたという。家族内で7人が感染したクラスターもあった。
 
 市町村別の感染者は多い順に那覇市が23人、うるま市が8人、浦添市と糸満市が6人だった。
 
 年代別は20代が13人で最多。40代が11人、50代と30代が9人、60代が8人と続いた。10歳未満は4人、10代は2人、70代、80代、90代以上はいずれも2人だった。
 
 新規感染者62人のうち、感染経路が判明しているのは31人。内訳は家族内18人、友人・知人4人、施設内4人、職場1人、その他4人だった。