海保がカヌー抗議の市民を一時拘束 名護・シュワブ沖


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オイルフェンスの内側に入り、海上保安庁の職員に拘束される市民=26日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沖

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は26日、埋め立て工事の関連作業を続けた。米軍キャンプ・シュワブ沖では、カヌーに乗った市民らが抗議のためにオイルフェンスの内側に入り、海上保安庁の職員に一時拘束される場面があった。緊急事態宣言下では組織的な抗議行動は休止しており、海上には市民有志が集まった。抗議船3隻、カヌー10艇で抗議行動を展開し、プラカードを手に工事中止を訴えた。

 那覇市から訪れた横山知枝さんは「コロナ禍で活動が止まり、活動資金になるカンパが減っている。少しでも協力いただけるとありがたい」と話した。