泡盛マイスター協会の新理事に塩川氏と田幸氏 コロナ収束見据える


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泡盛マイスター協会の理事に選任された塩川学氏(中央)と守田結子会長(右)、新垣勝信名誉会長=30日、那覇市泉崎の琉球新報社

 泡盛マイスター協会(守田結子会長)は6月30日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れ、協会の新たな理事に塩川学氏と田幸涼子氏を選任したことを報告した。

 協会は新型コロナ収束を見据え、インバウンド対策として台湾での泡盛講座で実績がある塩川氏をイベント・渉外担当の理事として抜てきした。田幸氏は新たに新設した財務担当理事として、協会の財務の健全化、透明化を図る。定期の役員改選の来年を待たず、6月20日の通常総会に人事を提案し承認された。

 役員選任の報告には守田氏、塩川氏、新垣勝信名誉会長が出席した。塩川氏は「強みである人材育成に力を入れ、泡盛を通じてどのように地域に社会貢献できるかを考えたい」と抱負を語った。守田会長は「コロナ下のリモート講座を通じ、新たなニーズも高まっている。コロナ後に向けて頑張ってほしい」と塩川氏の手腕に期待した。