任期満了に伴う那覇市議会議員選挙(定数40)が4日、告示され、63人が立候補を届け出た。11日の投開票に向け、各候補は市内を回って支持を訴えた。新型コロナ対策や城間幹子市政への評価などが主な争点となる。
立候補者の内訳は現職32人、新人28人、前職2人、元職1人。与党系は19人、野党系は23人、中立系は21人。男性は48人、女性は15人。
秋までに実施される次期衆院選や来年の県知事選、那覇市長選をにらみ、「オール沖縄」などの与党系と自公などの野党系のどちらが議席を増やすかに注目が集まる。
期日前投票は5日から10日まで那覇市役所本庁舎、首里支所、真和志庁舎、サンエー那覇メインプレイス、イオン那覇店の5カ所で行われる。コロナ感染により自宅やホテルで療養する有権者に郵便投票を認める特例法が県内で初めて適用される。
3日時点の選挙人名簿登録者数は26万545人(男性12万4738人、女性13万5807人)。