鮮やかな青のアイスティーはいかが バタフライピーの専門カフェがパルコに


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シロップを入れると色が変わるドリンク(奥右)や、バタフライピーを使ったスイーツ=5日、サンエー浦添西海岸パルコシティ

 バタフライピー研究所=浦添市、王鵬龍(おうほうりゅう)社長=は、新たな沖縄県産品として注目されるマメ科の植物「バタフライピー」を使ったドリンクやスイーツを提供する期間限定のポップアップショップを、サンエー浦添西海岸パルコシティに設置している。バタフライピー商品の専門店とカフェは県内で初めて。8月1日まで。

 今回販売される商品はタイ産を使用。シロップを入れると色が変わるアイスティーやレモネードのほか、洋食店「KYOKAWA」の川平恭平オーナーシェフが手掛けたチーズケーキやプリンも販売する。

 主に東南アジアで生産されているバタフライピーは青色の花びらが特徴で、水などで鮮やかな青色が抽出できる。抗酸化物質ポリフェノール「アントシアニン」を多く含み、年間を通して温暖な沖縄も栽培に適している。

 今年3月には王社長が中心となり、県内でバタフライピー産業推進団体(BPG)も発足した。王社長は「沖縄の青い海と重なるバタフライピーは、新たな観光資源になる。将来的には県産100%の商品開発を目指したい」と述べた。