大麻取締法違反容疑で逮捕の男を釈放 本鑑定で陰性 沖縄県警


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 沖縄県警組織犯罪対策課と沖縄署は5日、大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕した金武町の無職男性(26)を釈放したと発表した。逮捕時の簡易試験(予試験)では男性が所持していた植物片から大麻成分が検出されたが、その後の科学捜査研究所による本鑑定で、大麻取締法に抵触する成分が検出されず、陰性反応と判明した。県警は植物片が医薬品医療機器法に抵触する違法薬物の可能性があることから、在宅での捜査を継続する方針。県警は「職務質問への抵抗状況など総合的に判断し、予試験の結果で現行犯逮捕した。捜査の過程に違法性はない」とコメントした。