(県総合運動公園体育館メインアリーナ)
▽女子団体 (1)大里15・70(D12・50、E3・20、減点0)(2)美里10・05(8・30、1・75)
▽同個人 (1)仲里結海子(大里)17・950(クラブ9・850、リボン8・100)(2)渡慶次梨夢(コザ)17・550(11・300、6・250)(3)又吉奈那子(宮里)16・000(9・950、6・050)
仲里、ミスなし華麗なリボン
仲里結海子(大里)が46選手の頂点に立った。クラブとリボンの得点で競う個人総合。明るい曲調で挑んだクラブは3位。「びびってしまって、投げが小さくなってしまった。落とすことはなかったが、理想通りにキャッチすることができなかった」と反省点もあった。
リボンで力を発揮した。「雪の精」がテーマの曲に乗せてリズミカルに舞い1位。片足で回転しながら華麗にリボンを操り、見せ場をつくった。「いつもはミスが多く点数が伸びないが、今回はミスなくできた。上に投げてキャッチする動作がうまくいった」と笑みがこぼれた。
南風原の翔南新体操クラブで小学校2年から競技を始めた。先輩たちのフラフープの演技を見て興味を持ったのがきっかけだ。
理想とするのはリボンを体からより遠くで扱うこと。「近くで回すと、らせんを描く時に肘や体にからまってしまう。ミスなく伸び伸び大きな演技を心掛けたい」と語る。九州に向け「みんなうまいと思うのでもっと自信を持てるように努力して挑みたい」と大舞台での飛躍を誓う。(大城三太)