宜野湾11号基地側ガードレール 防衛局「維持管理に必要」 


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 【宜野湾】米軍普天間飛行場に隣接する宜野湾市の市道宜野湾11号で、歩道側ではなく基地フェンス沿いにガードレールが設置されていることについて、沖縄防衛局は6月28日、「提供施設区域の適切な維持管理に必要なものとして、日米間で調整し設置した」と取材に答えた。設置費は3388万円で、施工延長区間は2324・3メートルとした。

 周辺住民からは「なぜ歩行者より基地を優先するのか」などと疑問の声が上がっている。

 市によると、ガードレールを設置するためには事故が多発、または多発する恐れがある道路で、被害防止の効果があると認められる区間に設置する方針を市議会で示していた。

宜野湾市の市道宜野湾11号で、歩道側(左)ではなく、米軍普天間飛行場のフェンス沿いに設置されているガードレール(右)=6月、市宜野湾