沖縄コロナ5人死亡 新たに35人感染 死者累計200人超える(7月9日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は8日、新たに新型コロナウイルス患者5人の死亡と、10歳未満から90歳以上までの35人の感染を確認したと発表した。累計の死亡者数は201人、感染者数は2万1200人。新たなクラスター(感染者集団)として計46人の感染が確認された浦添市の社会福祉施設を含む2例を認定した。

 亡くなったのはうるま市の70~90歳以上の男女4人と、中部保健所管内の90代男性の計5人。

 新規感染者数35人の年代別は多い順に20代8人、30代7人、40代と50代が各6人など。推定感染経路が判明しているのは11人で、家庭と職場が各4人、飲食1人、そのほか2人だった。

 新たなクラスターは浦添市の社会福祉施設で20~90歳以上の計46人と、那覇市内の社会福祉施設で30~90歳以上の計6人の2例を確認した。県内のクラスターの累計は257例。公表済みの那覇市内と浦添市内の3社会福祉施設のクラスターについても人数の追加があった。米軍関係は新たに1人の感染が報告された。累計は1466人。