東京バスが経路変更 糸満-那覇の2路線 22日から


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東京バスの路線バス

 東京バス(東京都)は9日、沖縄県糸満市と那覇市を結ぶ路線バス2路線について、路線とダイヤ変更、料金の改定などを発表した。いずれも22日から。

 新たに那覇市松山の那覇商業高校前にバス停を設ける。現在、糸満市役所から豊見城市豊崎を経由して那覇市の国際通りまでの各バス停を結んでいるハーレーエクスプレスを、朝の通勤通学時間帯のみの急行バスとする。平日は那覇向けが、糸満市役所を午前6時50分~同7時50分発の4本運行する。

 現在イーアス沖縄豊崎~那覇空港間を運行しているウミカジライナーを延伸し、糸満市役所~国際通りの全10カ所に停車する。糸満市から那覇市に向かう本数は、現在の平日12本から27本に増える。

 経路の変更で距離が伸びたことで、糸満市役所から国際通りまで乗った場合の運賃は現在の550円から650円に上がる。22日から割引率の高い通勤、通学定期券の利用を開始する。

 東京バスの担当者は「利用者の意見を参考に改正を行った。利便性が高くなったので、ぜひ活用してほしい」と話した。