「男性の意識も変える企業に」 女性役員30%を目指す金秀G、女性社長2人が抱負


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金秀グループの新たな社長、役員の就任を報告した(右から)松本眞一金秀ホールディングス副会長、砂川久美子金秀興産社長、上地千登勢金秀建設社長、渡久地一浩金秀商事取締役執行役員専務、山城真也金秀ホールディングス常務=9日、那覇市泉崎の琉球新報社

 金秀建設の上地千登勢社長、金秀興産の砂川久美子社長、金秀商事の渡久地一浩取締役執行役員専務が9日、就任あいさつで那覇市の琉球新報社を訪れた。金秀グループは今回の役員改選で、2人の女性社長が誕生した。建設の上地社長は「女性が働きやすい環境をつくるとともに、男性の意識も変えられるような企業にしたい」と抱負を語った。

 興産の砂川社長は「女性が自身の限界を狭めることや、(性別による)分担意識がぬぐえない現状がまだある。砂川がやれたんだからと、後輩たちの励みになりたい」と意気込んだ。

 金秀ホールディングスの松本眞一副会長は「創業80周年の2027年には女性役員を30%に増やす。2人にはロールモデルになってほしい」と語った。