外来機F35ステルス戦闘機が普天間に飛来するのはなぜか?


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米軍普天間飛行場の「ホットピット」施設で給油を受けるF35B最新鋭ステルス戦闘機=9日、宜野湾市内

 【宜野湾】米軍普天間飛行場に外来のF35B最新鋭ステルス戦闘機などが飛来する理由の一つには、エンジンをかけたまま給油ができる施設「ホットピット」が整備されていることがあるためとみられる。同設備は嘉手納基地にはない。

 7~9日に3日連続で飛来したF35は、着陸後にホットピットで給油した後、離陸した。滞在時間は3日間とも約1時間。沖縄本島近海の訓練空域で訓練していたとみられる。夜は嘉手納基地にとどまっていた。関係者によると、嘉手納でエンジンをかけたまま給油するには、安全な場所でタンクローリーを配置して実施するという。

 F35などの戦闘機が飛来することについて、在沖米海兵隊第1海兵航空団は取材に、燃料補給などの訓練を行っていると答えた。