【中城】小児がんでまれな「腹膜悪性中皮腫」で闘病中の小学5年生・金城楓空(ふうあ)さん(11)=中城村=が19日、東京都の国立国際医療研究センターで4度目の手術を終えた。人工肛門閉鎖の手術だった。
支援組織「ふうあの会」が同日、フェイスブックで「手術は無事に成功し、容体は安定しています」と公表した。しばらく病院で療養し、経過が順調なら1週間程度で退院する見通し。
楓空さんは昨年10月から今年5月までに、腹膜と胸膜の腫瘍切除の手術・温熱化学療法を受けてきた。人工肛門は腹膜腫瘍の切除後に設けられていた。一連の手術が全て終了したことになる。
「ふうあの会」はフェイスブックで「皆様(みなさま)のエールや祈りに支えられ、無事に回復してくれるものと支援者一同、心より祈っています」としている。