JTBの2団体、1万3千人対象に職場接種 沖縄県内の観光業者ら


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新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける観光事業者ら=9日、那覇市前島の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ

 JTB協定旅館ホテル連盟沖縄支部連合会(平良朝敬会長)とJTBレキオス会(大城宗直会長)は、沖縄県内の観光業者ら1万3千人を対象にした新型コロナウイルスワクチンの職場接種を進めている。観光従事者やその家族などを対象とし、大規模な接種を実施している。

 7~22日に1回目の接種を終え、8月4~17日に2回目の接種を完了する予定。接種会場はかりゆし(恩納村)が無償提供し、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハと、恩納村の沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパで実施している。

 9日に接種した50代男性は「お客さんと接客するので、1回目を打てて一安心した」と話した。

 JTB旅ホ連の平良会長は「2団体で県内の観光業を7~8割網羅している。従業員もストレスがなくなり、お客さんにも安心感を与えることができる」と話した。