沖縄県内コロナ30人感染 減少傾向続くも入院者数は増加(7月12日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

 県は11日、10歳未満から70代までの30人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の日曜から4人減少した。減少ペースは鈍化しているが、減少傾向は続いている。一方、入院者数は269人で前日から7人増加、病床占有率も52・7%に上昇した。市町村別では名護市の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数が50・66人となり、県内11市で最も多くなっている。

 11日の新規感染者数の市町村別内訳は、那覇市の7人、名護市が4人で2番目に多かった。名護市の感染者が増えている理由について県は、クラスター(感染者集団)の発生といった傾向は見られず、どのような経路で増えているのか現時点で分からないという。

 推定感染経路が判明したのは19人で、内訳は家庭内9人、職場内5人、友人・知人1人、飲食4人。残り11人は調査中。年代別では40代9人、30代8人、20代・50代が各4人、60代3人、10歳未満・70代が各1人だった。