米軍が普天間飛行場内から有機フッ素化合物(PFAS)を含む汚染水を基地外の公共下水施設へ放出する計画で、国と県、宜野湾市は13日午前10時、米軍から処理について説明を受けるため、飛行場に立ち入った。市によると、米軍は地下貯水槽内にある汚染水の処理システムを説明し、処理のデモンストレーションを行うという。
県からは基地対策課の古堅圭一課長や環境部、保健医療部の職員ら、市からは和田敬悟副市長と島袋清松上下水道局長、吉村純基地渉外課長が参加している。
県関係者の車両が普天間飛行場の第1ゲートから入る際、市民らが「ピーファスを流さないで」などと書かれた紙を持ち、県職員らに「頑張れ」と声を掛けた。
市は、汚染水がある理由や公共下水施設内にPFASが付着する懸念について米軍に尋ねるという。