沖縄水産は終盤までに2死二塁の場面を数多くつくり出しながら、あと1本が出ずホームが遠かった。
普段は抑えの友寄功太(こうだい)が先発起用で好投した。ただ、七、八回に友寄ら投手陣の交代に次ぐ交代があり、チームに戸惑いもあった様子だった。
当初予定の11日の試合は三回を終えて沖水が11―2と大量リード。しかし降雨ノーゲームとなった。12日も雨天順延。2度の仕切り直しで結果がひっくり返り、明暗が分かれた。
大城宗慶(むねよし)主将は「相手投手が良かった。最後の1本が出せず悔しい」と無念の表情だった。
▽3回戦
豊見城
000 000 040|4
000 000 000|0
沖縄水産
(豊)垣花―比嘉海
(沖)友寄、要、友寄、國吉昂、國吉一、友寄―新垣
▽三塁打 垣花(豊)