全国のマニアから押印依頼が殺到!西原町の名物や風景が「消印」に 日本郵便


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西原町のご当地風景印を持つ「さわりん」と崎原盛秀町長(左から2人目)、下地達也我謝郵便局長(左端)、鍵本和彦坂田郵便国町(右端)、比嘉優西原郵便局長(右から2人目)=1日、西原町役場

 【西原】日本郵便が全国の郵便局にゆかりのある風景や名所を描いた消印「風景印」。熱狂的な愛好家を持つが、1日から西原町のご当地風景印(3種類)が仲間入りした。町の観光キャラクター「さわりん」や町花木である「サワフジ」(サガリバナ)などが描かれている。郵便局によると、すでに全国の愛好家から郵送での押印依頼が殺到している。

 風景印の正式名称は「風景入通信日付印」で、窓口で希望すれば押印してくれる。西原の風景印の押印が始まったのは7月1日で、さわりんの誕生日。同日、西原、西原我謝、西原坂田郵便局の局長3人が町役場に崎原盛秀町長を訪ね、風景印をアピールした。

西原郵便局の風景印

 西原郵便局の比嘉勝局長は「風景印を通じて全国の人に少しでも西原を知ってもらえればうれしい」と語った。比嘉局長によると、今回誕生した風景印は全国的にも珍しい「変形印」。風景印を見た崎原町長は「ふるさと納税の返礼品にしたいぐらい。風景印で西原町が全国区になればうれしい」と笑顔を見せた。

 西原郵便局の風景印はさわりんや町花であるブーゲンビリア、国指定史跡「内間御殿」などが描かれている。我謝郵便局の風景印は綱引きをする「さわりん」が描かれ、バレーの強豪校である西原高校近くにある坂田郵便局の風景印には、バレーボールをするさわりんが描かれている。3種類とも坂田郵便局の城間千矢子さんがデザインした。

 3種の風景印は日本郵便のホームページでも確認することができる。

西原坂田郵便局の風景印
西原我謝郵便局の風景印