【与那原】与那原町内の児童保育施設の子どもたちを元気づけようと、児童絵画展が9日から21日まで、町役場1階の町民ラウンジで開催されている。
児童福祉週間の一環として町が各保育施設に呼び掛けたところ、7カ所の施設から子どもたちが描いた生き生きとした絵が届いた。友愛乳児園・友愛幼児園は黄色に咲いたヒマワリの花を並べて、新型コロナウイルスが一日も早く消えてほしいとの願いを込め「コロナ バイバイ」と言葉をつづった。
楽しみにしていた夏の与那原大綱曳まつりが新型コロナの影響で中止が続く中、東の森保育園の子どもたちは、かなち棒でつないだ大綱を描き、周囲に大勢の観客が集まった作品を仕上げた。「ぼくたちわたしたちの えがおでつながるたのしいみらいへ!」と書き添えた。
園長の上原人江さんは「楽しみにしていた大綱曳まつりが中止となり、子どもたちの心の中では大綱曳きまつりが思い出されて、にぎやかな絵に仕上がった」と、元気に動き回る園児たちにエールを送った。
そのほかに、大きな天の川を描いた絵画が展示され、庁舎を訪れる大人たちも絵を見て元気をもらっている。
(知花幸栄通信員)