日本と各国の懸け橋に 国際日系デー 那覇でイベント


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
イベントのZoom(ズーム)配信の様子。上段中央は菊田モニカさんと夫の真司さん

 【那覇】6月20日の「国際日系デー」に合わせた第2回イベントが同日、那覇市牧志の飲食店「Punga Ponga(プンガ ポンガ)」で開かれた。昨年に引き続きビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」形式による生配信で実施。「日系人で良かったこと」をテーマにブラジルやペルー、沖縄各地の日系人ら10人が参加した。

 主催したヒスパニック文化センターの眞壁由香代表は「緊急事態宣言中のため延期も考えたが、20日に開催できて良かった。今回は各参加者が、それぞれの国で感じたことや沖縄で感じたことなどを語ってくれたのが印象的だった。来年以降も継続したい」と述べた。

 アルベルト城間さんの娘で、ペルー在住の菊田モニカさんは「夫の真司さんと共にマリネラ(ペルーの伝統的な競技ペアダンス)の世界チャンピオンになるのが夢。日本とペルーの素晴らしい国がマリネラを通してつながり、懸け橋となれるよう活動していきたい」と抱負を述べた。
  (喜納高宏通信員)