オンラインで空手指導 読谷・喜屋武さん 海外含め50人参加


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オンラインで空手を指導する沖縄拳法空手道協会拳友会の喜屋武徹さん(右)=14日、読谷村座喜味の自宅

 【読谷】沖縄拳法空手道協会拳友会の喜屋武徹さんが14日、オンラインで米国などとつなぎ、海外の道場生と空手の交流会を実施した。約50人が参加し、それぞれ形を披露した。画面越しに空手への情熱が伝わる交流会となった。

 道場生が米国やプエルトリコにおり、ニューヨーク州やバージニア州で各自稽古に励んでいる。新型コロナウイルスが感染拡大する以前は、年に1回沖縄で空手交流をしていたが、昨年以降それが困難な状況となった。

 そこで喜屋武さんはオンラインでの交流を模索。今年1月から海外とつなぎ、交流を続けてきた。月5回ほど実施している。参加したクリス・チェイスさん(61)は「空手が生きがいだ」と充実した様子を見せた。

 喜屋武さんは「オンライン交流がしばらく続くと思う。空手へのモチベーションを維持させていきたい」と話した。