沖縄コロナ、新たに70人感染 前週の日曜の2.3倍、増加傾向が顕著(7月19日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は18日、新たに10歳未満から60代までの70人の新型コロナウイルス感染を確認した。日曜日としては前週の30人の約2・3倍となり、6月13日(104人)以来の70人超となった。感染者数の増加傾向が一段と強くなっている。県内の感染者数の累計は2万1812人。

 70人の居住地別は那覇市14人、名護市11人、宜野湾市6人、うるま市、浦添市、豊見城市が各5人など。推定感染経路が分かっているのは28人で、内訳は家庭14人、施設と友人・知人、飲食が各3人、職場2人、そのほか3人だった。

 感染状況について県の糸数公医療技監は、緊急事態宣言の延長決定前の期限だった今月11日前後から飲食の場を通じた感染事例が増えているとして「それぞれが持ち帰って家族が感染しているということが考えられる」と指摘した。

 米軍関係は日曜のため県への報告がなかった。