アセローラチョコプリン、県内のファミマで販売 高校生が3年かけ開発


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「アセローラチョコプリン」の商品化が決まり、本部町役場に報告に訪れた北部農林高校食品科学科の生徒ら(前列)=12日、本部町

 【本部】北部農林高校(名護市、千葉直史校長)食品科学科の3年生が開発したデザート「アセローラチョコプリン」の商品化が決まり、県内のファミリーマートで販売される。生徒5人は12日、本部町の平良武康町長に報告に訪れた。生徒の宮城健大さんは「商品化できてうれしい。3年間頑張ってきたことが実を結んだ」と充実感を示した。

 クッキーをベースに、チョコとホワイトチョコのプリン、表面には鮮やかなアセロラソースがかかっている。甘さ控えめで上品な味わいだ。町産のアセロラはアセローラフレッシュ(本部町)が提供する。

 町内企業との密な連携なども評価され、6月の県学校農業クラブ連盟大会では、プロジェクト発表の部で最優秀賞を受賞した。平良町長は「これからも地域の産業づくりのために、人生をささげてほしい」と激励した。