糸数選手の連続出場喜ぶ 公民館に横断幕 南城・久高島


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「オリンピック連続出場決定 糸数陽一選手おめでとう」と掲げた横断幕の下でVサインする久高区書記の内間一浩さん=14日、南城市知念の久高区公民館前

 【南城】東京五輪のウエイトリフティングに出場する糸数陽一選手(30)の出身地、南城市知念の久高島では公民館に「糸数陽一選手おめでとう」と記した横断幕を掲げ、島を挙げて応援している。5年前のリオ五輪に続いての活躍で「オリンピック連続出場決定。島の誇り」と島全体が喜びに包まれている。

糸数陽一選手の就職記念写真を掲げ五輪出場を喜ぶ西銘照子さん

 親戚の西銘照子さん(84)は、糸数選手が市立久高中学校を卒業するまで自分の孫同様にかわいがった。本島の高校、県外の大学へと進んでも、島に帰って来た際には必ず再会を喜び合うという。警視庁に就職した際の記念写真を掲げ、「けがしないようにみんなと仲良く頑張って」とエールを送る。

 久高区の外間長裕区長(70)は「陽一さんにとって2度目の絶好のチャンス。これから港の入り口にも横断幕を張って、島を挙げて応援に臨む。ぜひメダルを取ってほしい」と期待を寄せている。
 

(知花幸栄通信員)