沖縄・奄美世界遺産 早ければ今晩決定も 審議の様子を沖縄県がライブ配信


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世界自然遺産への登録が待たれる沖縄本島北部やんばるの森(資料写真)

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は26日午後6時半頃からの審議で、沖縄・奄美を世界自然遺産に登録することを決定する見込み。審議はオンラインで開催しており、進行が早まれば、25日午後10時ごろに決まる可能性もある。

 沖縄・奄美の世界自然遺産は、日本政府の推薦を受けてユネスコの諮問機関であるIUCNがことし5月、登録するよう勧告した。世界遺産委員会は通常、勧告の通り決定する。

 推薦地は沖縄島北部(やんばる)、西表島、奄美大島、徳之島の4地域で、決定すれば国内で5件目の世界自然遺産となる。

 沖縄県は「待ちに待った登録の瞬間を見守ろう」と日本語と手話の同時通訳を付けてユーチューブで審議の様子をライブ配信する。この視聴会は26日は午後5時半~7時半、25日に早まる場合は午後8時~11時を予定している。県自然保護課のホームページからアクセスできる。