沖縄で新たに63人クラスター判明、うち10人死亡 過去2番目の感染規模 


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 沖縄県は25日、 うるま市の2つの社会福祉施設に関連して20~90代の計63人の感染が確認されたとして、278例目の新たなクラスター(感染者集団)と認定した。感染した63人のうち、入所者10人が死亡したという。
 
 感染したのは職員25人、入所者35人、利用者3人で、5月17日~6月1日に確認された。2つの施設にはそれぞれ入所とデイサービス施設があり、入所者がまたがって施設を利用していたことで感染が拡大したという。県の糸数公医療技監は「施設内での感染は収束した。感染者数が多く、とりまとめに時間がかかり、きょうの発表になった」と説明した。クラスターの規模としては、今年1月にうるま市内の医療機関で発生したクラスターの76人に次いで過去2番目となった。