水球の第44回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会九州地区予選会最終日は1日、佐賀東高校プールで行われ、上位4チームが全国派遣されるA区分で波之上スイミングスクールが準決勝に進出し、出場権を獲得した。準決勝と3位決定戦で敗れ、4位だった。全国大会は8月に京都で開催される。波之上SSは初の全国大会出場を決めた。波之上の中川丈丸、E区分の沖縄フリッパーズの上原唯がベストセブン(優秀選手)に選ばれた。
攻撃の選択肢を増やすこと課題
水球の全国JOC九州予選で4位入賞を果たし、初の全国大会出場を決めた波之上スイミングスクール。3位決定戦は最終盤まで競り合ったが、大事なところでシュートを決められず惜敗した。それでも我喜屋慶郎監督は「チャンスはつくれていた」と健闘をたたえた。
初戦となった2回戦は序盤からリードを広げて勝ちきった。準決勝は優勝チームの長崎クラブ。1点も奪えず力の差を見せつけられはしたが、初の全国出場に向けてメンバーのモチベーションは上がっているという。課題は攻撃の選択肢を増やすこと。ベストセブンに選ばれた中川丈丸を中心に「攻撃の幅を増やせれば楽しみ」と、我喜屋監督はチームの成長を期待した。