バタフライピー研究所(浦添市、王鵬龍社長)は、県産バタフライピー(和名・チョウ豆)を使った商品を展開する国内初のブランド「ハーベル・オキナワ」を立ち上げた。那覇市のデパートリウボウ1階に期間限定のポップアップショップを3日から出店し、スイーツやバスグッズなどを販売している。9日まで。
バタフライピーは新たな県産品として注目されるマメ科の植物。青色の花びらが特徴で、水などで鮮やかな青色が抽出できる。抗酸化物質アントシアニンが豊富で、美容や健康への効果も期待されている。
王社長は、現在県内の栽培拠点7カ所で年間約60トンが生産可能だとし、「新ブランドの普及により、農家の雇用促進にもつながる」と期待を寄せた。
リウボウインダストリーの高岡義泰取締役は「沖縄の青い空や海のイメージと重なる。県民をはじめ観光客にも愛されるブランドになってほしい」と述べた。