ソフトボール男子・読谷 打線爆発、コールド勝ちで3回戦へ 全国高校総体


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2回戦 読谷―白鷗大学足利 3回2死二、三塁、中堅フェンス直撃の2点適時三塁打を放つ読谷の末吉輝星=4日、福井県の敦賀市きらめきスタジアム(ジャン松元撮影)

 全国高校総合体育大会・北信越総体第11日の4日、福井県敦賀市きらめきスタジアムで行われたソフトボール男子の読谷は、初戦の2回戦で白鷗大学足利(栃木)を10―0の5回コールドゲームで破り、5日の3回戦へ駒を進めた。

 読谷は初回から打線がつながり、栃木代表を圧倒した。試合序盤で流れをつかむと、毎回得点の五回コールドで白星を手にした。中でも先頭打者の末吉輝星(こうせい)が3打数3安打と輝きを見せ、攻撃を引っ張った。初回は中越えの二塁打でチャンスをつくり、続く仲宗根柊哉(しゅうや)の三塁打で本塁にかえった。二回は無死二、三塁の場面で中前打を放ち、相手守備が乱れる間に走者2人が生還した。三回2死二、三塁では走者一掃の中越え三塁打を放ち、勝利を大きく引き寄せた。

 末吉輝は「試合でこんなに打ったのは初めて。チームに勢いを付けることができた。次の試合も先頭打者として塁に出て、役割を果たしたい」と気を引き締め直した。

 江尻強監督は「試合の入り方が良かった。自分たちで場を盛り上げ、いい雰囲気づくりができていた。読谷カラーを出せていた」と納得顔だった。

 伊禮蒼主将は「初戦からみんなバットが振れていた。守備では、投手2人がしっかり投げてくれて守りやすかった」と強調。「次の試合も楽に投げられるように、打撃で支えていきたい」と、目標の4強入りに向けチーム一丸で戦うことを誓った。
 (大城三太)

<ソフトボール>
 (敦賀市きらめきスタジアムほか)

▽男子2回戦

読谷 10―0 白鷗大足利(栃木)