社会
沖縄・奄美 世界自然遺産登録特集

世界自然遺産の緩衝地帯に落書き…壁にスプレーでネコの顔

大国林道の壁面に大きく書かれたネコの顔とみられる落書き=11日午後、国頭村

 【国頭】国頭村の大国林道沿いの壁面にネコの顔などが大きく落書きされていたことが分かった。壁面があるのは世界自然遺産の緩衝地帯。バスツアーの関係者が8日午前に発見し、11日までに村職員らが現場を確認した。村内の森林では以前から落書きが相次いでおり、地元や観光事業者から憤りの声が上がっている。

 落書きはスプレーで書かれたとみられ、ネコの顔と大きなアルファベットらしき文字があった。壁面から約1キロ離れた林道の電柱や、不法投棄を警戒する看板にも同様の落書きがあった。

 自然遺産登録地を巡るツアーバス「やんばる黄金号」の運転手を務める桝田栄一郎さんは8日午前7時半ごろ、壁面の落書きを発見した。前日の7日正午までには落書きはなかったという。「観光客に見られたら印象も悪くなる。出入りの制限を厳しくするなどの対策を考えるべきではないか」と指摘した。

 環境省やんばる自然保護官事務所によると、地域住民から「落書きを何とかしてほしい」などの問い合わせが複数あったという。



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