新型コロナウイルスの感染拡大を受け、玉城デニー知事は12日午前9時半すぎ、陸上自衛隊第15旅団に看護官らの派遣を要請した。15旅団は看護官1人と准看護師4人が沖縄本島内で県が運営する入院待機ステーションに入って支援する。そのほか、自衛官15人が看護官らの活動を後方支援する。
看護官の木村寿希二等陸尉らは12日正午に駐屯地を出発する予定。派遣期間は約2週間で、具体的な施設の場所は公表していない。陸自によると、派遣された5人は医師の診療の補助や検温、血圧測定、患者のモニタリングなどに従事する。
県内で陸自がコロナ関連の派遣要請を受けて出動するのは4回目。