沖縄県の警戒指標は5項目で最悪 うるまに新たな軽症者用ホテル確保


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沖縄県庁

 過去2番目となる638人の新型コロナウイルス感染が確認された11日、感染状況に関する県の警戒レベル指標は、7項目のうち5項目が最悪の「第4段階」となった。感染拡大を受け、県は12日から、新型コロナウイルスの軽症者が療養する宿泊ホテル(100室)を新たにうるま市に確保し、運用を開始する。

 警戒レベルのうち、11日時点の入院患者や自宅療養者などを合わせた「療養者数」は4840人と過去最多を更新した。重症者用の病床占有率も60%を超えた。今月1日に運用再開した入院待機ステーションでは10日時点で11人を受け入れるなど、医療現場のひっ迫が続く。

 県がうるま市で確保するホテルは那覇市(3カ所計410室)、名護市(60室)、宮古島市(77室)、石垣市(55室)に次ぐ7カ所目の宿泊療養施設となる。