米軍普天間飛行場で10~12日の3日連続、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが日付の変わる午前0時前まで夜間飛行をした。県と宜野湾市の騒音測定によると、新城地域で11日午後11時22分、最大88・7デシベルの騒音を記録。市の基地被害110番には「うるさくて眠れない」などの苦情が相次いだ。
沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落・炎上した事故から13日で17年となるが、全面返還合意から25年の普天間飛行場の閉鎖・返還は実現せず、周辺住民は重い基地負担を強いられている。
航空機騒音規制措置(騒音防止協定)では午後10時から翌午前6時までの飛行が規制されているが、米軍が「運用上、必要」とすれば、規制時間内でも離着陸などができる。