「美術の先生の作品展」多彩に 25日からウェブで公開


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
オンラインで取材に応じ、作品展についてPRする実行委員会の(上段左から)浦田健二さん、仲里安広さん、上原秀樹さん、(下段左から)伊志嶺澄人さん、酒井織恵さん

 沖縄県内の小中高校や特別支援学校、大学、専門学校などの美術教師の作品を展示する「美術の先生がつくった作品展Vol.8」(同実行委員会主催)の作品が同展ホームページで25日から公開される。期限はなく継続して公開する予定。美術教師44人が創作した絵画や彫刻、版画、写真など計約50作品を紹介する。

 当初は県立博物館・美術館を会場に開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染者数の増加を受けて会場での展示は中止し、昨年と同じようにウェブサイトを活用して紹介する形式に変更した。

 作品紹介に先立ち、同展に関連したシンポジウムの模様を11日から同展ホームページで公開している。若狭公民館館長の宮城潤さんが講師を務めた「基調報告『地域をアートで結ぶ』~若狭公民館の取り組み」や、美術教師らによるディスカッション「アートと地域を結ぶために 私たちに何ができるか」の動画を紹介している。

 実行委員の仲里安広さん(那覇高校教諭)はオンラインでの取材に「多くの人に見ていただき、創造性豊かな芸術に触れることで元気になり、生きるヒントにもなればと思う」などと話し、鑑賞を呼び掛けた。

 同展ホームページのアドレスは https://www.bijutu.net/