社会
沖縄・奄美 世界自然遺産登録特集

やんばるの森、走行時は「昼も車のライトを」 呼び掛けへステッカー

「ゆっくり走行」と昼間のライト点灯を呼び掛けるマグネットシート(左)と車内用ステッカー

 世界自然遺産に登録され観光客の増加が予想される沖縄本島北部で、ヤンバルクイナなど野生動物の交通事故(ロードキル)を減らそうと、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄(うるま市)は17日、昼間のライト点灯を呼び掛けるステッカーやちらしを県レンタカー協会に寄贈した。

 ポイントはライト点灯で動物たちに、車の存在に気付いてもらうこと。スピードを落とすなど運転側の意識だけでは減らしきれない事故を防ぐ方法を模索し、考案した。


ゆっくり走行とライト点灯を呼び掛けるマグネットシートを示すどうぶつたちの病院沖縄のスタッフ(提供)

 2019年、NPOは日中のライト点灯の効果を調べる走行実験を路上で行った結果、(1)消灯(2)通常のライト点灯(3)ハイビーム点灯―の順に、目視できるヤンバルクイナの数が減る傾向が出た。長嶺隆理事長は「ライトに気付いてやぶに戻るなど、道路に出てこなくなった可能性がある」と話した。

 20年には、ライト点灯を呼び掛けるちらしやマグネットを国頭村内で全戸配布した。今年は観光客にも伝えようと、県レンタカー協会に協力を依頼し車内用ステッカー3千枚、ちらし2500枚などを贈った。



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