宮古島への弾薬搬入、延期要請へ 市長「緊急事態中で受け入れ難い」


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市民団体から弾薬搬入拒否するよう要請を受ける宮古島市の座喜味一幸市長(左から3人目)=23日午後、宮古島市役所

 【宮古島】陸上自衛隊が28日にも予定する陸自保良訓練場(宮古島市城辺)への弾薬搬入を巡り、同市の座喜味一幸市長は23日、新型コロナウイルス緊急事態宣言中であることなどから「時期がそぐわない。市民感情として受け入れ難い」として、沖縄防衛局に文書で搬入延期を求める意向を示した。搬入拒否を求める市民団体に答えた。

 陸自は海上自衛隊の輸送艦を使って海路で弾薬搬入を予定しており、12日には市に対して平良港の「入港前手続様式」(許可申請書)を提出した。

 座喜味市長は23日、市庁舎で対策本部会議を開き、市として「搬入延期」を求めることを確認した。コロナ感染防止のため「この状況での搬入は好ましくない」と説明した。

 また、陸自が提出した申請書には搬入日時やルートなどが記されているが、陸自側が市民や報道へ「非公表」を求めているとし、市民らの安全確保のためにも防衛局が情報を開示すべきとの考えを示した。