大東建託(東京、小林克満社長)は25日、「街の住みここち&住みたい街ランキング」を発表した。住みたい街部門の自治体別で那覇市が2位、都道府県別で沖縄県が4位となった。住みここち部門でも沖縄が6位となり、全国規模で沖縄の人気や居住満足度の高さが浮き彫りとなる結果となった。
ランキングは「住みここち」が2019~21年の3年間調査、「住みたい」がことし3月の調査で、合計で延べ70万8700人から回答を得た。
那覇市は住みたい街部門の自治体別で、前年の3位から順位を上げた。1位は前年に続き福岡市、前年2位の横浜市が3位だった。那覇市について、回答者からは「食べ物がおいしくて、地域の人の人柄が良さそう」「暖かい地域で商業施設も充実している」などのコメントが寄せられた。
「住みここち」は生活や交通の利便性、行政サービスなど8項目の分野から総合的に評価した。
都道府県別で6位の沖縄は前年9位から三つ順位を上げ、生活利便性(2位)、親しみやすさ(2位)などで評価が高かった。1位は東京都で、兵庫県、福岡県と続く。自治体別では北谷町の53位が県内最高位。愛知県長久手市が首位だった。