沖縄労働局(福味恵局長)はこのほど、女性の活躍推進への取り組みが優良な企業を厚生労働省が認定する「えるぼし」企業として、県内から建設業の仲本工業(沖縄市、仲本豊社長)と旅行業のJTB沖縄(那覇市、杉本健次社長)を認定した。JTB沖縄は県内旅行業では初の最高段階の3つ星認定となった。
JTB沖縄は、女性課長職4人を登用し、会社全体の管理職に占める女性の割合が約半数となった。杉本社長は「今後も女性の輝きが増すよう働く環境の改善を進めていきたい」とコメントした。
仲本工業は、女性専用休憩室を整備するほか、1級建築施工管理技士や土木施工管理技士など女性技術者の配置を推進している。仲本社長は「女性活躍の環境の向上は会社が活性化する。社員が笑顔で元気に仕事に取り組める環境づくりを図っていきたい」とした。