国内外のウチナーンチュと経済連携へIT活用 WUB東京がオンライン総会


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2021年度の活動計画などを承認するWUB東京の総会

 【東京】ウチナーンチュの経済連携を目指すWUB(ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネスアソシエーション)東京(平良智広会長)の2021年度総会が8月28日、オンラインで開かれた。21年度の活動計画や予算などが承認された。会長ら三役の交代はなく、ウェブを担当してきた高宮城悟理事が退任した。

 新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を受け、20年度は世界のウチナーンチュ同士がオンラインで交流し合う「UCHINA1000ズーム集会」を開催。WUB沖縄とWUB大阪との「ゆんたく会」もオンラインで開催し、国内外で活躍するウチナーンチュたちがコロナ禍での生活や情報交換などを行った。

 平良会長は「世界のウチナーンチュ大会も来年に延期になり、リアルに集まれる回数は減っているが、IT活用をすれば、遠くにいる人とでも交流することができる。ITを活用して絆を深めていきたい」と述べ、今後もオンラインでの会員同士の交流に意欲を見せた。

 (山川夏子首都圏通信員)