琉球通運(那覇市)が、ドライバーの安全意識の強化を進めている。8月、波之上自動車学校で教習指導員と技能検定員を務めていた外間巧氏(39)をドライバーの安全運転の教官として採用。同時に安全指導課を新設した。外間氏は、壺川自動車学校と波之上自動車学校で約10年間、教習を担ってきた。琉球通運では、新たに入社してきたドライバーへの初任教育や既存ドライバーへの教育を担当する。座学教育では、貨物自動車の特性を踏まえた講習をしていく計画という。
外間氏は「教習所と違い、運転できる人に教えているが、徐々に自己流で良くない癖がつくこともある。改善して、安全確認の意識を高めていきたい」と話した。