もとぶ産シークヮーサー生産・消費拡大推進協議会(会長・伊野波盛二副町長)は3日、本部町豊原のもとぶウェルネスフーズ(長濱徳勝社長)で本部産シークヮーサー果汁初しぼり式を実施した。シークヮーサーの加工食品を県内外へ発信し、消費拡大を図ることが狙い。
生産農家や加工業者など関係者ら約30人が参加し、今期の生産加工の安全祈願と、シークヮーサーの産業としての成長に期待した。長濱功工場長の合図で工場のラインが始動し、シークヮーサーが次々に選別され搾汁機にかけられた。
加工・製造は10月がピークで11月までの3カ月を予定している。伊野波会長は「今年の生産量は500トンから600トンを見込んでいる」とあいさつした。長濱社長は「将来の生産は千トンを目標にしている」と抱負を述べた。(上間宏通信員)