「金メダルにふさわしいよう精進したい」喜友名選手に新報スポーツ栄誉賞【動画あり】


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表彰状と金メダルを手にする喜友名諒選手(中央)と師匠の佐久本嗣男さん(左)。右は琉球新報社の玻名城泰山社長=10日午後、那覇市の琉球新報社

 琉球新報社は10日、東京五輪の空手男子形で金メダルを獲得した喜友名諒選手(31)=興南高―沖縄国際大出、劉衛流龍鳳会=に「琉球新報スポーツ栄誉賞」を贈呈した。那覇市泉崎の琉球新報本社で、玻名城泰山社長が賞状を贈った。

 喜友名選手は「沖縄のすごい選手たちが受賞している賞を頂き、うれしく思う。金メダリストにふさわしい人になれるよう精進したい」と喜びを語った。後日、記念品も贈る。

 同賞は2010年に興南高校が県勢初の甲子園春夏連覇を達成した際に創設された。東京五輪の野球で金メダルを獲得した西武の平良海馬投手(21)、東京パラリンピック陸上男子車いすのトラック2種目で銅メダルを獲得した上与那原寛和選手(50)にも贈呈が決まっている。