沖縄セルラー電話(那覇市、菅隆志社長)は、創立30周年記念事業の一環として、学生寮併設の県立高校8寮と離島児童生徒支援センターの計9カ所で、Wi―Fiサービスを無償で提供する。対象者は約500人。名護高校と向陽高校の寮、離島児童生徒支援センターの計3カ所ですでに無償提供を開始しており、今後沖縄工業高校や八重山商工高校などで順次スタートしていく。
同事業を担当する同社経営管理本部の柴田隆之課長らが13日、琉球新報社を訪れて説明した。柴田課長は「コロナ下で、オンライン授業などリモート環境での学習が求められている。Wi―Fiの設置でぜひ生徒らの勉学に役立ちたい」と述べた。
沖縄セルラー電話が県立高校の寮などに提供するWi―Fiサービスは、有害サイトブロックをはじめ、深夜帯(午後11時~午前6時半)の利用不可、食堂など共有のスペースのみで接続可能の条件が付いている。