女子サッカーのKYFA第39回九州選手権最終日は13日、代表決定戦が行われ、第1代表トーナメントを勝ち進んだ前年度優勝の全保連琉球デイゴスは東海大付属福岡高に0―3で敗れ、皇后杯への代表権を逃した。
ヴィクサーレ沖縄FCナビィータは12日の2回戦で東海大付属福岡高に0―1で敗れた。無観客開催で会場は非公表。
相手堅い守備に得点機つくれず
1点を追う後半開始直後、パスをつなげられゴールを許してしまった。山木里恵監督は「一番失点したくない時間帯で失点してしまったことが、相手に余裕を持たせる結果となった」と振り返った。
勢いとパワーのある相手だったが、落ち着いてボールを運べる時間帯はあった。しかしうまく守られ、フィニッシュまでなかなかいけず、シュート4本と得点機を見いだせなかった。
昨年かなわかった県勢初の全日本選手権1回戦突破。今度こそという思いだったが、コロナ禍で公式戦、対外試合ができず、コンディション調整が難しかった。山木監督は「選手は最後まで諦めずに戦ってくれた。九州リーグに向けてしっかり準備したい」と気持ちを切り替えた。