座間味村職員の横領「内容の詳細調べ報告したい」 村長が議会で謝罪


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座間味村役場

 【座間味】座間味村が運営する村営定期船の売り上げ約4千万円を横領した元職員の件について、宮里哲村長は15日に開かれた村議会(中村秀克議長)9月定例会の冒頭で謝罪した。

 宮里村長は、議場で事件の経緯や元職員に対して刑事告訴、損害賠償請求訴訟を検討していることを説明し「内容を詳細に調べた後、再度議員や村民に報告したい」と伝えた。再発防止については「防犯カメラの設置やチェック機能を強化する」と述べたほか、「キャッシュレス化やチケット売り場の民間委託(アウトソーシング)も検討したい」と語った。

 村観光協会の臨時職員による横領を公表しなかった件については「観光協会と連携して、内容を精査して、洗い出したい」と話した。