新聞記事の決まりごと「逆三角形」って何? 恩納小でNIE教室


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「教育に新聞を(NIE)」の授業で新聞をめくり、見出しに目を通す児童たち=9月27日、恩納小学校

 【恩納】新聞の読み方、構成について学ぶ5年生国語の授業が9月27日、恩納小学校であった。児童たちは、見出しの大きさや記事の位置などでニュースの重要度が分かるなど、新聞の特徴を学んだ。児童たちは新聞のイメージについて「新しい情報が分かる」「文字がぎっしり」「大きな見出しを見るのが面白い」など、次々と意見を出した。

 日本新聞協会認定NIEアドバイザーの佐久間洋同校教頭が授業を担当し、「難しそうと思うかもしれないが、新聞のつくりの工夫を知って、読みやすいものだということを知ろう」と呼び掛けた。

 児童たちは当日の琉球新報紙面を読みながら、見出し、記事の最初の段落であるリード、記事全体の本文といった基本的な構成を教わった。見出しに記事の内容が要約されていること、記事が最初に結論を書く「逆三角形」で構成されていることを学んだ。

 ソリマン・ホザェファさん(10)は「新聞社の人たちが分かりやすく記事を書いていると知った」と話し、並里隆良さん(10)は「リード文のことなど知らなかったけど、分かりやすくするために工夫があると分かった」と話していた。