南城市長選 現職の瑞慶覧氏が出馬表明 「高校誘致に取り組む」


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南城市長選への出馬を正式に表明する現職の瑞慶覧長敏氏=7日、南城市佐敷新里のユインチホテル南城

 【南城】来年1月23日投開票の南城市長選に向けて、現職の瑞慶覧長敏氏(62)が7日、市内のホテルで記者会見し、2期目を目指して出馬することを正式に表明した。瑞慶覧氏は「市民の声をまちづくりに生かし、国際的に開かれた南城市にしたい」と決意を語った。

 市長選では前職の古謝景春氏(66)も出馬を表明している。

 瑞慶覧氏は新型コロナウイルス対策を最重要課題に取り組んでいると説明し、南部東道路の暫定供用開始や、公約の「南城市こどものまち宣言」を「1期目で実現できた」など実績を強調した。2期目は、市内の子どもたちの人材育成のために「高等学校の誘致に取り組む」などと述べた。

 会見では親川盛一後援会長、新屋勉副市長、市政与党の市議らが出席した。

 瑞慶覧 長敏氏(ずけらん・ちょうびん)1958年10月24日生まれ。市大里仲間銭又区出身。琉球大卒。2009年の衆院選で沖縄4区に民主党公認で出馬し初当選。1期務めた。18年市長選に初当選。